【完全独学】簿記2級に6ヶ月で合格した勉強法|3級合格後すぐに挑戦して苦労しながらもなんとか合格した話

この記事でわかること

  • 簿記3級合格後に2級へステップアップする流れ
  • 独学6ヶ月で合格するための勉強スケジュール
  • 工業簿記・連結会計など難所の攻略法
  • 実際に使った教材のレビュー

はじめに

こんにちは、シカクパス管理人のKouです。

私は簿記3級に独学合格した後、続けて簿記2級にも独学・6ヶ月で合格しました。正直、3級と比べて難易度がグッと上がり、工業簿記や連結会計には何度も苦労しました。それでも諦めずに続けた結果、なんとか合格することができました。

「3級に受かったけど2級は難しそう…」と感じている方も多いと思います。簿記2級は確かに簡単ではありませんが、正しい順序で勉強を続ければ独学でも合格できます。この記事では、苦労した点も含めた私のリアルな体験をお伝えします。


簿記2級とは?基本情報

項目内容
主催日本商工会議所
試験方式ペーパー試験 / ネット試験(CBT)
試験時間90分
合格基準70点以上(100点満点)
合格率約20〜30%(3級より難易度アップ)
受験料4,720円(税込)

簿記2級は就職・転職で高く評価される実践的な資格です。経理職はもちろん、営業・企画などビジネス全般で財務諸表が読めると評価されます。


簿記2級と3級の違い

3級2級
対象個人商店・中小企業中規模企業
内容商業簿記のみ商業簿記+工業簿記
難易度★★☆☆☆★★★☆☆
学習時間の目安100〜150時間200〜350時間

2級の最大の特徴は工業簿記が追加されることです。製造業の原価計算など、3級にはなかった内容が加わります。初めて見る概念が多いですが、しっかり理解すれば得点源になります。


私の勉強スタイル・環境

  • 職業:会社員(フルタイム勤務)
  • 勉強方法:完全独学
  • 前提:簿記3級合格済み
  • 1日の勉強時間:平均1〜2時間(通勤・スキマ時間を活用)
  • 勉強期間:約6ヶ月
  • 受験結果:苦労しながらもなんとか合格

使った教材

メインテキスト

「みんなが欲しかった!簿記の教科書 日商2級」(TAC出版)

3級で使った同シリーズの2級版です。フルカラーの図解で工業簿記の概念もわかりやすく説明されています。3級で使い慣れたシリーズなので、迷わずこちらを選びました。

合わせて使った無料教材

🎥 YouTube:ふくしままさゆき先生

3級のときに引き続き2級でも活用しました。工業簿記など新しい単元はテキストだけではイメージしにくいことも多いため、動画で先に全体像をつかんでからテキストを読むと理解がスムーズです。

📗 学習サイト:いぬぼき(inuboki.com

通勤中のスキマ時間にスマホで苦手単元を確認するのに便利でした。2級の内容もカバーされているので、テキストの補足として活用できます。

📝 模擬試験サイト:ネットスクール(nsboki-cbt.net-school.co.jp

CBT試験の本番形式で練習できる無料サイトです。3級のときと同様、試験前に必ず体験しておくことをおすすめします。画面操作や時間配分の感覚を本番前に身につけておくと、当日落ち着いて対応できます。


6ヶ月の勉強スケジュール

第1フェーズ(1〜2ヶ月目):商業簿記のインプット

やること
1〜2週目ふくしままさゆき先生のYouTubeで商業簿記を6〜8割理解で1周
3〜4週目テキスト(商業簿記)を8割理解を目標に1周
5〜6週目商業簿記の問題集を1周・間違えた問題を重点復習
7〜8週目連結会計など難しい単元を重点的に学習

💡 商業簿記は3級の知識がそのまま活きる!

3級で仕訳の基礎やルールはすでに身についているので、商業簿記はスムーズに進められます。一から覚え直す必要はなく、2級で追加される内容だけを積み上げていくイメージです。3級を取ったらすぐに2級の勉強を始めるのがおすすめです。記憶が新鮮なうちに一気に取ってしまいましょう。

第2フェーズ(3〜4ヶ月目):工業簿記のインプット

やること
9〜10週目ふくしままさゆき先生のYouTubeで工業簿記を6〜8割理解で1周
11〜12週目テキスト(工業簿記)を8割理解を目標に1周
13週目標準原価計算(シングルプラン・パーシャルプラン)を重点学習
14〜16週目商業簿記・工業簿記を並行して復習・電卓操作の練習も並行して行う

⚠️ 工業簿記は動画から入るのが正解!

工業簿記は3級にまったくない新しい概念なので、いきなりテキストを読むと挫折しやすいです。商業簿記と同じくまずYouTube動画で全体像をつかんでからテキストを読むと、内容がスムーズに入ってきます。完璧に理解しようとせず、8割程度の理解で先に進むのがコツです。

第3フェーズ(5〜6ヶ月目):総仕上げ

やること
17〜18週目商業簿記・工業簿記の苦手単元を重点的に復習
19〜20週目過去問・模擬試験を時間を計って解く
21週目間違えた問題の最終確認・弱点つぶし
22〜24週目軽い復習のみ・体調を整えて試験本番へ

電卓の準備も忘れずに!

簿記2級は3級より計算量が多く、電卓の操作スピードが合否に影響します。 試験本番で慌てないよう、勉強の早い段階から本番で使う電卓を用意して、日頃から使い慣れておきましょう。

おすすめ電卓:カシオ JS-20WK

私が使っていたのはカシオ JS-20WKです。

  • キーが大きく押しやすい
  • 早打ちに対応した反応速度
  • 簿記試験での使用実績が多く信頼性が高い
  • 価格も手頃でコスパ良し

⚠️ 試験会場によっては使用できる電卓に制限があります。関数電卓・印刷機能付き電卓は使用不可なので注意してください。カシオ JS-20WKは問題なく使用できます。


難所攻略!苦労した2つのポイント

難所① 工業簿記:標準原価計算(シングルプランとパーシャルプラン)

工業簿記で最もつまずきやすい単元のひとつが標準原価計算です。特に「シングルプラン」と「パーシャルプラン」の違いは、最初は混乱しました。

シングルプランとパーシャルプランの違い:

シングルプランパーシャルプラン
仕掛品の記帳標準原価で記帳実際原価で記帳
差異の把握各工程で把握完成品になってから把握

攻略法: 図を書いて「どこで差異を計算するか」を視覚的に整理することがポイントです。テキストの図解を何度も見返しながら、手を動かして問題を解くことで徐々に理解できました。


難所② 連結会計:商品売買の未実現利益

連結会計の中でもグループ内の商品売買で生じる未実現利益の消去は、仕訳の考え方が独特で苦労しました。

攻略法: 「なぜ消去が必要か」という理屈を先に理解することが大切です。グループ全体を「1つの会社」として見たときに、内部取引で生じた利益は外部に出ていないため消去する、という原則を押さえると仕訳の意味が理解できます。


3級経験者へのアドバイス

3級を取ったらすぐ2級に挑戦するのがおすすめ

3級合格後、時間を置かずにすぐ2級の勉強を始めることを強くおすすめします。仕訳のルールや財務諸表の基礎知識が記憶に新鮮なうちに2級の内容を積み上げると、学習効率が格段に上がります。「3級と2級を一気に取ってしまう」くらいの気持ちで進めるのがベストです。

商業簿記は思ったよりスムーズに進む

2級と聞くと難しそうに感じますが、商業簿記については一から簿記のルールを覚え直す必要はありません。3級の知識の上に2級の内容を積み上げるイメージなので、スムーズに勉強を進めることができます。

試験当日は3級より落ち着いて臨める

私自身、3級の試験では「本当に受かるのか?」という不安がありましたが、2級のときはCBT試験の操作にも慣れていたので落ち着いて実力を発揮できました。3級を先に受けておくことは、メンタル面でも大きなアドバンテージになります。


まとめ

簿記2級は3級より難易度が上がり、私自身も工業簿記や連結会計で何度も苦労しました。それでも諦めずに続けた結果、独学6ヶ月でなんとか合格することができました。

「難しくて当たり前」と開き直って、苦手な箇所を一つひとつ丁寧につぶしていくことが合格への近道です。3級の知識と経験を活かして、ぜひ2級合格を目指してください!


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最終更新:2026年5月

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